

代表ごあいさつ

徳蔵刃物 代表
森恒一郎
徳蔵刃物は、土佐打刃物の製造と販売を通して、
使う人の手に自然になじむ道具を届けたいという思いから生まれました。
私たちの母体であるグレイジア株式会社は、高知の県産品を紹介する事業から始まりました。
地域で生まれたものを、必要とする人のもとへ届ける。
そうした取り組みを続ける中で、多くの生産者の方々と出会い、ご縁をいただいてきました。
高知県産米や山椒など、地域の恵みを生産者から直接仕入れ、
自社の商品としてお届けするようになったのも、そうした出会いの積み重ねによるものです。
包丁との出会いも、その延長にありました。
土佐打刃物の生産者の方々と出会い、その仕事に触れる中で、
この刃物には単なる道具以上の文化が宿っていることを知りました。
林業や農業、漁業など、人々の暮らしの中で育まれてきた土佐の野鍛冶の文化。
その実用を重んじる精神や、使う人の仕事を支える道具としての包丁の在り方に、
強く心を動かされました。
やがて、この文化をこれからの時代へとつないでいきたいという思いが強くなり、
徳蔵刃物としての取り組みを始めることになりました。
しかし、刃物の良さは、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
そこで実際に手に取っていただける場所として実店舗を開いたところ、
多くの方に興味を持っていただき、
合羽橋(東京)・なんば(大阪)、そして沖縄・北谷や国際通りへと
店舗を広げることができました。
店舗では、料理人の方、料理が好きな方、
日々の暮らしの中で包丁を大切に使われている方など、
本当にさまざまな使い手の方と出会います。
その中で私たちは、包丁の価値は刃物そのものだけで完結するものではなく、
使う人の手の中でこそ生まれるものだと、改めて実感するようになりました。
料理人の厨房でも、家庭の台所でも、包丁は道具として静かに寄り添い、
仕事を支える存在であってほしい。
そんな思いを重ねる中で、私たちの中に生まれた言葉が
「使う人と包丁に寄り添う。」
という考え方です。
使う人も、用途も、暮らしも、すべては日々静かに移ろいゆくもの。
手に取るたびに少しずつなじみ、ともに育ち、ともに時を重ねていく。
そうした営みに寄り添う道具を、これからも届けていきたい。
それが、私たち徳蔵刃物の願いです。
良い道具とは、使う人の仕事を静かに支え続ける存在であると、私たちは信じています。
つくり手との
出会いから生まれ、
使う人の手へと
つながっていく。

高知県高知市生まれ。
地域に根ざした事業に携わる中で、多くの生産者やつくり手と出会う。
分野を問わず「使う人に寄り添う仕事」を大切にしてきた経験から、土佐打刃物の文化とその精神に共感し、徳蔵刃物の取り組みを始める。
現在はグレイジア株式会社代表として、実店舗の展開とともに、香美市土佐山田町龍河洞に鍛造所を設け、土佐打刃物の文化を次の世代へつないでいく活動を続けている。
-
高知県土佐刃物連合協同組合会員
-
土佐中学校・土佐高校 金沢大学法学部 卒業
-
株式会社ヤオハンジャパン入社
-
独立後、複数の事業を展開
-
ベビーシッター・託児所
-
インターネットカフェ
-
居酒屋
-
宅配寿司・宅配釜めし(FC400店舗中 全国1位を獲得)
-
-
株式会社ベンチャーリンク セミナー講師
-
グレイジア株式会社 設立
-
徳蔵刃物 事業開始
-
実店舗展開(東京合羽橋・大阪なんば・沖縄北谷・沖縄国際通り)
-
2024年 龍河洞徳蔵鍛造所 開設
森恒一郎 プロフィール
